当院の胃内視鏡は、経鼻タイプを使用しています。内視鏡先端部の直径は5mmと細いため、これまでの経口内視鏡検査と比べ、嘔吐反射を誘発することが少なく、楽に検査を受けていただくことができます。但し、鼻の奥が腫れている場合や鼻の通りが悪い場合は、経鼻用内視鏡で経口に変えることもあります。病理検査等の特別な検査がない限り、検査自体は2~3分で終了いたします。「胃内視鏡検査で苦しい経験をした」という方でも、安心して受けていただけると思います。
検査は事前予約制になっております。検査の流れは以下の通りです。
診察を受けていただき、日程のご相談・検査内容をご説明いたします。
前日21時以降、検査が終了するまで絶飲食になります。ただし、就寝前の薬は服用して構いません。また、アルコール摂取はお控えください。
検査当日は、飲み薬は飲まず、女性の方は口紅も控えて来院してください。朝の歯磨き、コップ1杯の水は飲んでもかまいません。
鼻とのどの麻酔は行いますが、鎮静剤の投与は行いません。検査自体は、2~3分で終了いたします。鎮静剤を使わないため、診察終了後すぐにお帰りいただけます。検査終了後、その日のうちに検査結果の説明を行い、薬での治療が必要であれば処方いたします。ピロリ菌の検査や組織検査を行った場合には、次の診察日に検査結果をお伝えいたします。ピロリ菌の検査は約5日後、組織検査は約2週間後に検査結果が出ます。
これらの症状に心当たりがある方は、一度検査を受けられることをお勧めします。