こんにちは。院長の木本 賀之(きもと ひろゆき)と申します。私は、大阪で生まれ育ちました。物心ついた頃から、ずっと医者になりたいと思ってきました。小さな頃、よく夜中に熱を出し、お医者さんにかかったことも、そのきっかけの一つだったと思います。自分が辛い時に手を添えてくれた、あの時のお医者さんのやさしさと暖かな手に憧れがあったのかもしれません。その思いは小学生・中学生・高校生と、ずっと続きました。進んだ先は、総合臨床医育成をモットーに掲げている数少ない大学だった、防衛医科大学校でした。
昭和62年に防衛医科大学校を卒業後、同大学病院で内科・外科・小児科等の全科ローテイト研修を経て、自衛隊岐阜病院に勤務。母校に戻り、専門分野である消化器の診断治療の研鑽と経験を積みました。次いで自衛隊駐屯地医務室勤務となり、一般臨床の経験を重ねました。さらに防衛医科大学校の大学院へ進学しました。大学院では、早期がんの発見やポリープの質的診断の向上を目的とした、内視鏡画像処理の開発・研究に携わってきました。その間、防衛医科大学校旧第2内科(消化器内科)の病棟医長、医局長を務めさせていただきました。
2年間、青森で師団医務官を務めた後に退官。8年ほど坂戸中央病院で、内科医長として消化器内科を中心とした一般臨床に携わり、2009年2月、ここ若葉の地で開業させていただきました。
私のモットーは「患者さんに笑顔になっていただける診療」です。当院にいらっしゃって、診察室を出られる時には、不安がなくなり安心して、笑顔になって帰ってもらいたい。その一心で、患者さんとのコミュニケーションを第一に考えております。そのため、患者さんご自身に正確な医学情報をお伝えし、ご自分の健康について正しく判断していただき、納得していただける診療を目指しております。
当院では、日々病診連携を深め、必要に応じて、患者さんがより高度で専門的な治療を受けられることを推進しております。近隣の坂戸中央病院・関越病院をはじめ、埼玉医大病院・埼玉医大国際医療センター・総合医療センターや母校である防衛医大病院などとも連携を密にして、診断治療を進めています。また、ご希望があれば、いずれの高次医療機関へもご紹介いたします。
年間を通して数多くの上部・下部内視鏡検査を行っているのも、当院の特徴の一つです。検査は安全かつ迅速に行い、最新設備と高度な技術で、患者さんの負担を極力少なくしております。地域に根ざし、安心をお届けするまちのお医者さんという側面と、消化器内科として専門的な診断・治療の両面から、患者さんの健康をサポートするお手伝いができれば、こんなにうれしいことはありません。「どこの科にかかったらいいか、わからない」という症状の際にも、まず一度診察させていただき、そのうえで適切な診療科目へご紹介いたします。
身体の不調が続いたり、また気になることがありましたら、遠慮なさらずご相談・ご来院いただければ幸いです。
的確な診断・適切な治療・賢明な予防を心がけ、そして勇気と希望をもって、ご自分らしく生き生きと毎日を過ごしていただきたい。これが、開院当初からの私の診療理念です。
数多くの患者さんと接しさせていただき、病気に負けずご自分らしく生き生きと挑戦されている姿に、私の方こそ、日々勇気と希望をいただいております。