消化器内科とは
消化器とは、胃・腸・食道・肝臓・胆嚢・膵臓といった人間の消化活動を支える器官のことです。「おなかが痛い」「吐き気がする」「胸やけがする」といった、日常よくある症状を引き起こす原因や病気を明らかにし、症状を改善する診療科目です。
その中でも特に大切なのが、「悪性疾患を見落とさないこと」と、「早期発見・早期治療をするための検査を安全に実施し、かつ苦痛を与えないこと」です。消化器内科医の使命はここにあると考えております。
また、「おなかは心の窓」とも言われ、何も病気がなくても、機能的な症状が起こる場合もあります。「胃がもたれる」「胃が重い」「おなかが張る」、そういった症状にも対応しております。
どのような症状の方が対象か
- 便秘
- 下痢
- 腹満感
- 胃がもたれる
- お腹の不快感
- 腹痛
医師から患者さんへのメッセージ・アドバイス
胃の痛みや腹痛、また腹満感などは、誰にでも日常よく起こる症状です。しかし、その症状の背景に、重大な病気が潜んでいることもあります。健康診断で異常を指摘された方や、上記のような症状がずっと続いている方は、一度受診されることをお勧めします。
近年、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病など)が増加傾向にあります。当院では、潰瘍性大腸炎を患われている患者さんの数多い治療実績があります。血便を伴う下痢があった場合には、検査を受けられることをお勧めします。
当院では、患者さんのお話をよく伺い、治療方針もご相談しながら決めていきます。身体のお悩みを一人で抱えずに、お気軽に何でもご相談ください。
